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インプレッション

バッテリー交換

1回目(納車3年)の車検を終えて、すこし朝夕が涼しくなってきた頃から、始動時にもたつくようになってきた。
フリードの純正バッテリーは、27AH(5)/34B17Lというタイプの軽自動車クラスの容量の物が装着されている。
「使えるうちはもったいない」からわざわざ交換しなかったが、3年経ってそろそろかと思い交換することにした。

ちなみに交換前に測った数値(電圧)は
エンジンストップ 電装品極力OFF 12.36V
ヘッドライトL(HID)ON 11.90V
ヘッドライトH(HID)ON 11.89V
エンジンスタート 電装品極力OFF 14.44V
セル回転時も計測したかったが、デジタルメーターのため表示が読みづらく分からなかった。

フリード 交換バッテリーの選び方

バッテリー交換で気をつけないといけないのは、サイズと端子の向き。そして電気容量(性能)です。
サイズ
まず、バッテリーが納められているスペースが車種によって異なるのですが、バッテリーを収納しておく受け皿(トレー)に収まるサイズであれば無改造で交換できます。型番の「B17」、「B19」が大きさの表示です。
フリードはインターナビやフロントガラス熱線の装着車など一部の車には少し容量とサイズの大きい38B19Lのタイプのバッテリーが装着されているので、これと同じサイズであれば問題なく交換できます。
端子の向き
次に端子の向きは、型番の末尾に「L」、「R」と表示されていますが、これは同じものを選択する必要があります。
容量・性能
最後に容量(性能)ですが、型番の最初の数字。「34」、「38」、「55」がバッテリーの性能となります。数字が大きいほうが高性能となります。まったく同じサイズのバッテリーでも一般的な性能のバッテリーと高性能のバッテリーがあり、数字が大きく高性能なバッテリーほど高価になります。
交換する場合は、標準で装着されていた性能と同じか、数字の大きいものと交換します。

もう一つ、選択の目安として保証期間があります。
保証期間が長いほど、メーカーが自信を持って開発・販売している商品です。

定番大容量バッテリー パナソニック カオス

フリード定番交換バッテリーパナソニック カオス「55B19L」
上で色々書きましたが、フリードのバッテリー交換の定番といえばパナソニックのブルーバッテリー「カオス(caos)」です。型番は「55B19L」(N-55B19L/C4)。
色々箱に書いてありますが、標準バッテリーと比べて約1.6倍の性能アップです。
充電回復性能が良いのと、長寿命のバッテリーなので普通に使っていたらフリードのバッテリー交換は最初で最後になるかもしれません。
ネット実売価格:5,600円位〜

バッテリー交換作業

古いバッテリーを取り出す
@運転席足元にあるノブを引っ張り、ボンネットを開ける。
Aマイナス(−)端子を外す。
Bプラス(+)端子を外す。
Cブランケット(押え金具)を緩めて外す。
Dバッテリーを取り出す。
※CはAの前に行っても可。
新しいバッテリー装着する
@端子が奥になるように新しいバッテリーを受け皿に入れる。
Aブランケット(押え金具)を仮止めする。
Bプラス(+)端子を着ける。
Cマイナス(−)端子を着ける。
Dブランケット(押え金具)を本締めする。

注意事項
・端子間をショートさせない。(外した端子が他に触れないように気をつける)
・バッテリーは逆さや斜めにしない。

※10mmレンチがあれば作業できます。
※下写真はコンデンサーを装着しているため、余分な配線が写っています。
ブルーバッテリーカオスをフリードに装着
作業完了
交換後の始動はパワフル&スムーズ。
新しいバッテリーだから当たり前といえばそれまでですが、これからの寒い時期も安心して始動できそうです。

フリードに時計は付いてないので問題ないですが、カーナビ&オーディオの設定等は機種によって設定がリセットされることもあるみたいです。
メーターパネルのインフォーメーションディスプレイは、5〜10分位の停電時間でしたが、平均燃費計だけがリセットされていました。